わからずにいた頃

なんとも説明しがたいような気持ちが うごきはじめたのは、2011年
以降のことでした。

なにか、しなくてはいけないのでは?
このままでは いけないのでは。
でも、そのなにか・・・が 当時のわたしには わかりませんでした。

ただひとつ、云えることは・・・
阪神大震災の年に 生まれてはじめて、”いのち” というものの重みを
儚さもふくめて 思い知らされる経験があったこと。
そのときの想いは しばらく眠りのなかにあって、この年にムクムク
目を覚ましつつあったのかもしれません。
2011年といえば、3.11 東日本大震災の年です。

ムクムクしているそれ。をあてもなく探しはじめたのもこの頃。
知らなかった不思議な世界を知りはじめたのもこの頃。
できるかぎり、いろんなもの、いろんなことに手をだして(笑)
けれども、あれもこれもちがう・・・。
どれひとつとして、しっくりこなくてモヤモヤするばかりでした。

子供のころに大好きだったこと。目を輝かせていたこと。
ほんとうの ”それ” は、生い立ち、両親との関係、さまざまな経験を
重ねるごとに いつしか幾重にも覆われ。
それこそ わたしは、分厚い玉ネギの皮に覆われた・・・
りっぱな。玉ネギのように(笑)なってしまっていたのでしょう。 

フラワーエッセンスのことが もう一度浮かんだのはこのとき。
はじめて、わたしのために 使いはじめたのです。